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特集 ジェネラリストの羅針盤—医学部では教わらなかった28のクエスチョン いろいろあります日常診療
認知症患者に胃瘻をつくっていいの?
著者: 赤石雄1
所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科総合診療医学分野
ページ範囲:P.860 - P.863
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◎認知症患者が嚥下障害をきたす割合は13〜57%とされているが,認知症の原因によって嚥下障害の機序に違いがある.
◎発表されているシステマティックレビューでは,進行した認知症患者において経管栄養(胃瘻含む)は,生存期間の延長,栄養状態の改善,褥瘡の予防に有益性を示せていない.
◎shared decision makingの活用が,胃瘻造設に関する医療者と患者家族の議論の質向上に寄与する可能性がある.
◎認知症患者が嚥下障害をきたす割合は13〜57%とされているが,認知症の原因によって嚥下障害の機序に違いがある.
◎発表されているシステマティックレビューでは,進行した認知症患者において経管栄養(胃瘻含む)は,生存期間の延長,栄養状態の改善,褥瘡の予防に有益性を示せていない.
◎shared decision makingの活用が,胃瘻造設に関する医療者と患者家族の議論の質向上に寄与する可能性がある.
参考文献
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