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特集 ジェネラリストの羅針盤—医学部では教わらなかった28のクエスチョン いろいろあります日常診療
最近よく聞く“社会的処方”って何?
著者: 亀井利克
所属機関:
ページ範囲:P.874 - P.879
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◎生活課題の複雑化などに伴い,医学的管理のみでは本来的な健康課題の解決につながらない患者が増加している.
◎地域の支援機関を通じて,医療機関が地域住民や専門職,行政などと連携して課題解決に取り組む「社会的処方」が注目されている.
◎社会とのつながりを処方する「リンクワーカー」の役割と人材の育成が課題である.
◎基礎自治体(市町村)において,医療・地域・行政などの連携による社会的処方・地域共生社会に向けた取り組みが始まっている.
◎生活課題の複雑化などに伴い,医学的管理のみでは本来的な健康課題の解決につながらない患者が増加している.
◎地域の支援機関を通じて,医療機関が地域住民や専門職,行政などと連携して課題解決に取り組む「社会的処方」が注目されている.
◎社会とのつながりを処方する「リンクワーカー」の役割と人材の育成が課題である.
◎基礎自治体(市町村)において,医療・地域・行政などの連携による社会的処方・地域共生社会に向けた取り組みが始まっている.
参考文献
1)オレンジクロス:社会的処方白書,2021 https://www.orangecross.or.jp/project/socialprescribing/pdf/socialprescribing_2020_01.pdf(2022年2月閲覧)
2)澤 憲明,堀田聰子:英国における社会的処方.横林賢一,イチローカワチ(編著):社会疫学と総合診療,pp 138-144,カイ書林,2018
掲載誌情報