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文献詳細

雑誌文献

medicina59巻6号

2022年05月発行

文献概要

特集 ジェネラリストの羅針盤—医学部では教わらなかった28のクエスチョン いろいろあります日常診療

医師に必要な予防医療の知識って?

著者: 佐々木隆一郎1

所属機関: 1前・長野県飯田保健福祉事務所・保健所

ページ範囲:P.881 - P.884

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Point
◎寿命の延伸,治療方法の進化などによって,地域では予防可能な疾患のハイリスク者が増加しており,予防医療の積極的実施が必要である.
◎予防医療は,長期間全人的診療を行う「かかりつけ医」の役割である.
◎予防医療は,健診/検診データなども加え,ハイリスク者の早期発見と迅速な対応(診断,治療,紹介)および感染症予防のための対処(予防接種)が必要である.

参考文献

1)Zhang YC, et al:Comparative etiologic study on stomach cancer in North China and North Japan. Sasaki R, Aoki K(eds):Epidemiology & Prevention of Cancer, pp 150-155, The University of Nagoya Press, 1990
2)厚生労働省:令和2年簡易生命表の概況—3 平均寿命の国際比較,2020 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life20/index.html(2022年2月閲覧)
3)厚生労働省:令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況—第5表 死亡率(人口10万対)の年次推移,性・年齢(5歳階級)別,2020 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai20/index.html(2022年2月閲覧)
4)国立がん研究センター:がん情報サービス—がんの予防・検診 https://ganjoho.jp/public/pre_scr/index.html(2022年2月閲覧)
5)Iso H, et al:Serum cholesterol levels in relation to the incidence of cancer;The JPHC study cohorts. Int J Cancer 125:2679-2686, 2009
6)科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究班:科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究—日本におけるがんの原因,エビデンスの評価 https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/2832.html(2022年2月閲覧)
7)日本疫学会:日本の大規模コホート研究 https://jeaweb.jp/activities/cohort/index.html(2022年2月閲覧)
8)建石 徹:「医師少数区域」におけるかかりつけ医の活動—医療ICT(ism-Link等)の活用による老年医学の実践を目指して.日老医誌58(臨時増刊号):76, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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