icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina6巻1号

1969年01月発行

文献概要

阪大・阿部内科—研修医のためのWard Conference・1

SLE(Systemic Lupus Erythematosus)—赤沈促進—蛋白尿—梅毒血清反応陽性の底流をさぐる

著者: 阿部裕1 三木謙1 折田義正1 小林正2 安田純一3 川越裕也4 松田佳宣2

所属機関: 1阪大内科 2阪大 3阪大微生物病研究所 4阪大中検

ページ範囲:P.86 - P.90

文献購入ページに移動
 現今,臨床研修の改変により医学生が卒業後ただちに病棟に勤務する状況となったが,その研修指導に際しては,多忙な回診の間に常に学部教育の成果を基礎としてpractieに強く密着し,かつ最新の各領域の知見の要点を随所におりこむ必要が感ぜられるようになった.換言すれば,学部教育と専門的診療の間を埋めつなぐ研修システムといえる.そのための具体的な解決法として,私は病棟の整理と設備の充実をはかるとともに,各専門医による病棟主任の協力下に,充実した指導体制の強化に努力しているが,さらにその一環として,回診後,各症例についての診断・治療・病態生理と診療技術など多方面にわたる問題点をとらえ,Wardに設けた討論室にて研修医とともに活発なConferenceを行なっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?