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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻10号

1969年10月発行

負荷試験=方法と評価

レジチン試験とコールドプレッサーテスト

著者: 菅井芳郎1

所属機関: 1群大第2内科

ページ範囲:P.1076 - P.1078

文献概要

レジチン試験
 レジチンは末梢でカテコールアミンを阻止するアドレナリン作動遮断剤であり,かつ直接血管拡張作用をも有すると考えられている.したがって,カテコールアミン過剰による高血圧症において,特異的な降圧作用を示すことによって,もっぱら褐色細胞腫(Pheochronocytoma)の,特に持続性高血圧型と本態性高血圧との鑑別診断に用いられている.
 方法 まずこのテストは,血圧が少なくとも収縮期160市170mnHg,拡張期血圧100-110mmHg以上のときに行なうべきで,正常血圧時では価値が少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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