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救急診療
造影剤注射によるショック
著者: 中島哲二1
所属機関: 1虎の門病院放射線科
ページ範囲:P.1084 - P.1085
文献購入ページに移動 対象 造影剤も多種あり,いろいろな副作用が存在するが,ここではヨード系造影剤注射による反応性ショックを対象とする.
発生軽度の副作用はまれではないが,ショックをおこすほどのものは少ない.最近の統計では,薬物ショック死289例のうち3例で,薬剤別にみると11位で,麻酔剤・抗生剤・ピリン剤などよりはるかに少ない.しかし頻度が少なくとも,おこることは事実であるから,この副作用を軽視してはならない.
発生軽度の副作用はまれではないが,ショックをおこすほどのものは少ない.最近の統計では,薬物ショック死289例のうち3例で,薬剤別にみると11位で,麻酔剤・抗生剤・ピリン剤などよりはるかに少ない.しかし頻度が少なくとも,おこることは事実であるから,この副作用を軽視してはならない.
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