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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻10号

1969年10月発行

文献概要

統計

昭和42年簡易生命表から

著者: 小畑美知夫1

所属機関: 1厚生省統計調査部

ページ範囲:P.1130 - P.1130

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 ある年次の死亡状況がそのまま続くと仮定した場合に,現在ある年齢の者があと平均何年生きられるかという年数を示したものが「平均余命」です.生まれてから死ぬまでの年数を寿命といいますから,生まれたばかりの者,すなわち0歳の平均余命をとくに「平均寿命」といっています.この平均寿命の値は,その集団の死亡状況を総合的,かつ端的に示すもので,集団の衛生状態をあらわす重要な指標の1つになっております.
 ここで生命表というのは,ある人口集団の死亡状況を各種の指標によって数量的にあらわしたもので,ある年齢から,ある年齢までの間に死亡する確率に基づいて,一定数(通常10万人とします)の出生者が死亡減少していく状況を理論的に描きだしたものです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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