icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina6巻12号

1969年12月発行

文献概要

目で見る臨床検査シリーズ カラーグラフ

輸血検査

著者: 河合忠1

所属機関: 1日大臨床病理

ページ範囲:P.1326 - P.1327

文献購入ページに移動
 免疫血液学的検査の大部分は赤血球を抗原として用いる凝集反応である.しかも,凝集反応には地帯現象があり適切な条件で抗原浮遊液と抗体溶液を混合しなければならない.また,赤血球の凝集状態を注意ぶかく観察しないと弱凝集,部分凝集などを見のがしやすい.
 赤血球の凝集反応を観察するにはスライド法と試験管法とがあり,それぞれの方法に長所と短所があるので目的に応じて使い分けることが必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?