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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻2号

1969年02月発行

文献概要

グラフ

インスリンの定量法

著者: 池田義雄1 斎藤浩2 安沢竜徳2 清水紀博2

所属機関: 1慈恵医大阿部内科 2慈恵医大内科

ページ範囲:P.139 - P.142

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 血中インスリンの測定は,糖尿病の病態生理の解明に大きな役割をはたしている.
 インスリンの血糖下降作用を指標とした小動物を用いるin vivoのbioassayがまず考案され,その後ラットの剔出横隔膜法,ラットの剔出副睾丸脂肪組織法などのin vitroのbioassayが行なわれ,インスリン様活性(ILA)の術語が用いられた.しかし図1に示すようにin vivoのbioassayは,その感度に不足がある.またin vitroのbioassayには,測定されたILAの性状にいくつかの問題点がみいだされていることは注意されなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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