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血中インスリンの測定は,糖尿病の病態生理の解明に大きな役割をはたしている.
インスリンの血糖下降作用を指標とした小動物を用いるin vivoのbioassayがまず考案され,その後ラットの剔出横隔膜法,ラットの剔出副睾丸脂肪組織法などのin vitroのbioassayが行なわれ,インスリン様活性(ILA)の術語が用いられた.しかし図1に示すようにin vivoのbioassayは,その感度に不足がある.またin vitroのbioassayには,測定されたILAの性状にいくつかの問題点がみいだされていることは注意されなければならない.
インスリンの血糖下降作用を指標とした小動物を用いるin vivoのbioassayがまず考案され,その後ラットの剔出横隔膜法,ラットの剔出副睾丸脂肪組織法などのin vitroのbioassayが行なわれ,インスリン様活性(ILA)の術語が用いられた.しかし図1に示すようにin vivoのbioassayは,その感度に不足がある.またin vitroのbioassayには,測定されたILAの性状にいくつかの問題点がみいだされていることは注意されなければならない.
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