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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻2号

1969年02月発行

文献概要

治療のポイント

茶,コーヒーと胃疾患

著者: 河野実1

所属機関: 1国立東京第一病院消化器科

ページ範囲:P.176 - P.177

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カフェイン,タンニンの胃への影響
 普通のお茶つまり日本の緑茶は適当な苦み.渋みおよび収斂作用により胃の不快感に落ち着きを与えることは言うまでもない,しかし濃いせん茶・抹茶あるいはコーヒーの飲み過ぎにより胃の調子を悪くすることは多くの人の経験するところである。茶,コーヒーの作用はその特殊成分であるカフェインとタンニンによることが考えられるが,しからばこれがどのようにして胃に影響を与えるかを分析してみよう.まずカフェインおよびタンニンの薬理作用を復習してみることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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