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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻2号

1969年02月発行

文献概要

症例

巨大なる神経原性縦隔腫瘍の1例

著者: 陶棣土1 陶易王1 寺島重信1 神辺譲2

所属機関: 1長野県佐久総合病院外科 2長野県佐久総合病院小児科

ページ範囲:P.196 - P.198

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 縦隔腫瘍は集団検診の普及によって無自覚性の症例が発見される機会が多くなり,手術手技の向上と相伴って,もはやまれな疾患ではなくなってきている.そのうち縦隔から発生する腫瘍のうちでは神経原性腫瘍が統計上多く1,2),大きさも巨大になることがまれでない、われわれは最近,胸腔の半分以上を占め,しかも全く自覚症状を欠く巨大なNeurofibromの一例に遭遇したので.その治験について報告したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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