icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina6巻3号

1969年03月発行

文献概要

診断のポイント

婦人の紫斑

著者: 勝見乙平1

所属機関: 1名大第1内科

ページ範囲:P.282 - P.284

文献購入ページに移動
 出血性素因の診療に際しての最も重要なポイントが診断の確定にあることは論をまたない.しかし常に純学問的な意味での精密な診断を求あるあまりに時日を費やすことは,一般臨床的には必ずしも正しくない.出血性素因の臨床においては一般状態の急激な悪化をきたす場合が少なくないからである.本稿においては成人女子に診られる頻度が高い出血性疾患のみについて,治療法の決定のための必要最低限と考えられる鑑別診断法について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?