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臨床のための病理学とは—病理医から臨床医へ
著者: 金子仁12
所属機関: 1国立東京第一病院病理 2日医大
ページ範囲:P.302 - P.304
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与えられたテーマ「病理から臨床へ」を病理"医"から臨床"医"へとなおさせていただいた.純粋な,きわめて基礎的な,直接臨床医と関係をもたないですむ病理学者とは異なり,毎日毎日臨床医と一緒にその患者の診断を考え,ときには治療面までアドバイスをする病理医のひとりとして,臨床医にわれわれの仕事を理解してもらいたい.そして臨床医としての知識,病理医としての知識を互いに交換し合って,患者のためによりよい診断,よりよい治療をほどこさねばならない.このような考えから筆をとった.単なる病理医の泣きごとや,ひとりよがりに終わらなければ幸いである.
与えられたテーマ「病理から臨床へ」を病理"医"から臨床"医"へとなおさせていただいた.純粋な,きわめて基礎的な,直接臨床医と関係をもたないですむ病理学者とは異なり,毎日毎日臨床医と一緒にその患者の診断を考え,ときには治療面までアドバイスをする病理医のひとりとして,臨床医にわれわれの仕事を理解してもらいたい.そして臨床医としての知識,病理医としての知識を互いに交換し合って,患者のためによりよい診断,よりよい治療をほどこさねばならない.このような考えから筆をとった.単なる病理医の泣きごとや,ひとりよがりに終わらなければ幸いである.
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