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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻3号

1969年03月発行

文献概要

症例 全身性疾患と腎・6

腎とワイル病(黄疸出血性レプトスピラ病)

著者: 木下康民1

所属機関: 1新大内科

ページ範囲:P.313 - P.316

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ワイル病の感染源
 ワイル病はイエネズミ,その他のLeptospiraを保有する動物の尿を介して主として経皮的に,まれに経口的に感染する急性感染症である.病原保有動物の尿で汚染された下水,溝,田圃,川とか流し場などで感染するが,この他にはネズミの尿に汚染された食物をたべた場合が知られている.一般にLeptospiraは酸に抵抗力が弱く,したがって胃液にも抵抗性が弱いので,このような経口感染例は少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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