文献詳細
阪大・阿部内科 研修医のためのWard Conference・3
文献概要
知見不十分な肝性昏睡
阿部 肝疾患の病態生理が近年多くの研究の累積によってかなり解明されてきた.肝炎慢性化の機序に自己免疫の関与が考えられるようになったのはその一例である.しかし肝性昏睡に関してはなお十分な知見が得られておらず,患者の予後と直接関連するだけに,臨床的にはきわめて重大な問題である.今日はこの肝性昏睡についての従来の知見をまとめるとともに,治療についてもその問題点を考えてみたい.まず主治医より症例を呈示してもらおう.
金丸(主治医)
阿部 肝疾患の病態生理が近年多くの研究の累積によってかなり解明されてきた.肝炎慢性化の機序に自己免疫の関与が考えられるようになったのはその一例である.しかし肝性昏睡に関してはなお十分な知見が得られておらず,患者の予後と直接関連するだけに,臨床的にはきわめて重大な問題である.今日はこの肝性昏睡についての従来の知見をまとめるとともに,治療についてもその問題点を考えてみたい.まず主治医より症例を呈示してもらおう.
金丸(主治医)
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