文献詳細
文献概要
救急診療
急性心拍停止
著者: 難波和1
所属機関: 1阪大医療技術短大
ページ範囲:P.368 - P.369
文献購入ページに移動急性心拍停止と診断するとき
急性心拍停止の救命は急性心筋硬塞,心臓弁膜症,心臓ブロックなどの心疾患,外科手術中に起こった場合,ジギタリス,キニジン,プロカインアァミドなどによる中毒,高K血症のような代謝異常,ペニシリンアレルギーのようなアレルギー疾患,感染,交通事故,溺水,感電などによる場合に実施される.しかし,不可逆的疾患,たとえば悪性腫瘍,肝不全,腎不全などの末期に起こった循環停止は救命不能である.
ふつう,われわれが発見する症候を発現の順を追ってあげると,おおよそつぎのようである.
急性心拍停止の救命は急性心筋硬塞,心臓弁膜症,心臓ブロックなどの心疾患,外科手術中に起こった場合,ジギタリス,キニジン,プロカインアァミドなどによる中毒,高K血症のような代謝異常,ペニシリンアレルギーのようなアレルギー疾患,感染,交通事故,溺水,感電などによる場合に実施される.しかし,不可逆的疾患,たとえば悪性腫瘍,肝不全,腎不全などの末期に起こった循環停止は救命不能である.
ふつう,われわれが発見する症候を発現の順を追ってあげると,おおよそつぎのようである.
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