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診断のポイント
蛋白尿のめだたない急性糸球体腎炎
著者: 小林収1
所属機関: 1新大小児科
ページ範囲:P.402 - P.404
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急性腎炎の定型例は蛋白尿,血尿,浮腫,高血圧などの諸症状で比較的急発する疾患であり,これらの症状が種々の程度に組み合わさって非常に多様な臨床症状を示しているが,一般に診断は容易である.しかしこれらの諸症状が常に具備されているとはかぎらないので,診断がむずかしく,種々の腎,尿路,血管性あるいは全身性疾患の腎症状などとの鑑別が必要であるが,それがなかなかできないこともまれでない.
急性腎炎の定型例は蛋白尿,血尿,浮腫,高血圧などの諸症状で比較的急発する疾患であり,これらの症状が種々の程度に組み合わさって非常に多様な臨床症状を示しているが,一般に診断は容易である.しかしこれらの諸症状が常に具備されているとはかぎらないので,診断がむずかしく,種々の腎,尿路,血管性あるいは全身性疾患の腎症状などとの鑑別が必要であるが,それがなかなかできないこともまれでない.
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