文献詳細
文献概要
症例 全身性疾患と消化器・2
甲状腺機能亢進症と胃腸
著者: 日野貞雄1
所属機関: 1胃腸病院
ページ範囲:P.569 - P.571
文献購入ページに移動 症例 28歳,女性.
現病歴 4カ月前より胃のぐあいが悪く,疲れやすい.はじめ空腹時重圧感のみであったが,しだいに心窩部痛となり,背側へ放散.食後臍周囲に重圧感あり,腹鳴あり.便通は下痢ぎみにれは1年ぐらいまえからある)で1日1-2行.軟,ときに水様に近くなる.しかし排便時痛はない.1カ月前には夜間痛2-3日存在した.近医の加療を受けるが,好転せず.3カ月で約3kgやせる.
現病歴 4カ月前より胃のぐあいが悪く,疲れやすい.はじめ空腹時重圧感のみであったが,しだいに心窩部痛となり,背側へ放散.食後臍周囲に重圧感あり,腹鳴あり.便通は下痢ぎみにれは1年ぐらいまえからある)で1日1-2行.軟,ときに水様に近くなる.しかし排便時痛はない.1カ月前には夜間痛2-3日存在した.近医の加療を受けるが,好転せず.3カ月で約3kgやせる.
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