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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻7号

1969年07月発行

文献概要

グラフ

Permanent Endocardial Pacing法

著者: 五十嵐正男1 多田寛1 西条正城2

所属機関: 1聖路加国際病院内科 2聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.794 - P.797

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 Adams-Stokes症候群などの重症な不整脈の治療に,約10年前から人工ペースメーカー移植が行なわれている.
 はじめは開胸をし,電極を左心室外膜に縫合するEpicardial pacing法が行なわれていたが,手術侵襲が大きく,その適応がかぎられていた.しかし最近では開胸をせずに,頸静脈や頭静脈を経由してカテーテル電極を右心室内膜に密着させ,胸壁皮下,ないしは大胸筋下に埋没したペースメーカーに連結するEndocardialpacing法が,手術侵襲が少ないことからしだいに普及されてきているので,それを紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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