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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻8号

1969年08月発行

文献概要

診断のポイント

生化学検査に及ぼす溶血の影響

著者: 玄番昭夫1

所属機関: 1群大中検

ページ範囲:P.876 - P.878

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溶血血清とは
 臨床検査で溶血血清とは採血以後の人工的に作られた血清のことをいっている.肉眼的に溶血とわかるのは,血清100ml中にHb量が20-30mg含まれているときで,これを微溶血といい,実際上この程度であるとほとんどの測定に干渉しない.しかし50-100mgHb/血清100ml以上の軽・中等度溶血が起きると,もはやその影響は無視できないものとなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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