文献詳細
文献概要
臨床メモ
"不定愁訴"をどうあつかうか
著者: 浦田卓
所属機関:
ページ範囲:P.878 - P.878
文献購入ページに移動 "不定愁訴"ということばが,はたしてどういう訴えのクラスを表現しているかは,人によってさまざまで,ハッキリした定義はまだ決まってはいないようである.で,つぎは,私なりの了解のもとに,いわゆる不定愁訴の取り扱いかたをのべてみてみたい.
私の了解している不定愁訴の定義は,つぎのようである."人びとの訴える愁訴のうち,多くの疾病単位の初期に共通したもので,その愁訴だけからは,訴えている人がどういう疾病単位または症候群にかかっているかが,にわかに推定できず,診断の方向づけに苦しむもの".
私の了解している不定愁訴の定義は,つぎのようである."人びとの訴える愁訴のうち,多くの疾病単位の初期に共通したもので,その愁訴だけからは,訴えている人がどういう疾病単位または症候群にかかっているかが,にわかに推定できず,診断の方向づけに苦しむもの".
掲載誌情報