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文献詳細

雑誌文献

medicina6巻8号

1969年08月発行

治療のポイント

帯状疱疹

著者: 船橋俊行1

所属機関: 1虎の門病院皮膚科

ページ範囲:P.890 - P.891

文献概要

 帯状疱疹は,炎症の強い小水疱形成を主体とする皮膚病変と,これに伴う種々の神経症状とをあわせそなえたウイルス感染症であることは今さら説明を要しまい.病像の完成した,定型的な症例では,その診断にあたって特に困難を感ずることもないが,発疹の不全型や発症初期の症例では,ときに診断に困惑を感ずることもある.逆にいわゆる重症型となると,皮疹の変化も激しいと同時に汎発性疹も合併し,発熱,全身倦怠感などの全身症状が著明であり,その処置に困惑を感ずることも少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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