icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina6巻9号

1969年09月発行

文献概要

治療のポイント

中間冠状症候群

著者: 戸山靖一1

所属機関: 1大阪成人病センター第2

ページ範囲:P.1016 - P.1017

文献購入ページに移動
中間冠状症候群の特徴
 中間冠状症候群Intermediate Coronary Syndromeは1961年VakilがCirculationに詳しい解説をしてから一般に広く用いられるようになったものである.
 本症候群は労作性狭心症と心筋硬塞の中間に位するものとして考えられ,1)狭心痛に似た痛み,心筋硬塞様の痛み,ときにはやや変則的であるが病気を思わせる痛みがあり,しかも労作性狭心症より長く,15分-2時間も続く,2)この痛みは休んでいたり,寝たりしているときに起こり,3)亜硝酸塩製剤に対し反応しないといった特徴をもっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?