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中間冠状症候群
著者: 戸山靖一1
所属機関: 1大阪成人病センター第2
ページ範囲:P.1016 - P.1017
文献購入ページに移動中間冠状症候群の特徴
中間冠状症候群Intermediate Coronary Syndromeは1961年VakilがCirculationに詳しい解説をしてから一般に広く用いられるようになったものである.
本症候群は労作性狭心症と心筋硬塞の中間に位するものとして考えられ,1)狭心痛に似た痛み,心筋硬塞様の痛み,ときにはやや変則的であるが病気を思わせる痛みがあり,しかも労作性狭心症より長く,15分-2時間も続く,2)この痛みは休んでいたり,寝たりしているときに起こり,3)亜硝酸塩製剤に対し反応しないといった特徴をもっている.
中間冠状症候群Intermediate Coronary Syndromeは1961年VakilがCirculationに詳しい解説をしてから一般に広く用いられるようになったものである.
本症候群は労作性狭心症と心筋硬塞の中間に位するものとして考えられ,1)狭心痛に似た痛み,心筋硬塞様の痛み,ときにはやや変則的であるが病気を思わせる痛みがあり,しかも労作性狭心症より長く,15分-2時間も続く,2)この痛みは休んでいたり,寝たりしているときに起こり,3)亜硝酸塩製剤に対し反応しないといった特徴をもっている.
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