文献詳細
文献概要
文献抄録
リウマチ熱患児の虫垂切除—Pediatrics 43, 573-577(April)1969
著者: 木村和郎
所属機関:
ページ範囲:P.1032 - P.1032
文献購入ページに移動 後に急性リウマチ熱であったと証明された5例の虫垂切除患児について,臨床的および検査室のデータを検討した.これによると,腹痛,それも虫垂炎によく似た腹痛が,急性リウマチ熱の唯一の初発症状だということがありうるのである.
この事実を知っていること,また,高熱,血沈促進,P-R間隔の延長があること,CRPが4+だということによって,鑑別しうるのがふつうである.しかし,はっきりしない場合には,手術すべきである.これらの患児は,麻酔にも開腹術にもよく耐えるからである.
この事実を知っていること,また,高熱,血沈促進,P-R間隔の延長があること,CRPが4+だということによって,鑑別しうるのがふつうである.しかし,はっきりしない場合には,手術すべきである.これらの患児は,麻酔にも開腹術にもよく耐えるからである.
掲載誌情報