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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻1号

2023年01月発行

文献概要

特集 10年前の常識は非常識!?—イマドキ消化器診療にアップデート 疾患

胃癌・早期胃癌(EMR/ESD)—胃癌治療10年の変化〜『胃癌治療ガイドライン』第3版と第6版の比較から

著者: 早川俊輔1 佐川弘之1 瀧口修司1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科消化器外科学

ページ範囲:P.82 - P.87

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 胃癌治療は日進月歩で進んでおり,特に手術療法や化学療法に関しては10年前の治療法とは大きく異なっている.『胃癌診療ガイドライン』第3版(2010年10月改訂)と第6版(2021年7月改訂)の治療アルゴリズムを比較すると,この10年間で治療選択肢は増加したが,逆に言えば複雑化したとも言える.本稿では第3版と第6版の治療法を比較し,胃癌治療の進歩に焦点を当てていく.

参考文献

1)日本胃癌学会(編):胃癌治療ガイドライン第3版,金原出版,2010
2)日本胃癌学会(編):胃癌治療ガイドライン第6版,金原出版,2021
3)内視鏡外科手術に関するアンケート調査—第10回集計結果報告.【1】腹部外科領域(その1)(その2)(その3).日鏡外会誌15:567-612, 2010
4)内視鏡外科手術に関するアンケート調査—第14回集計結果報告.【1】腹部外科領域(その1)(回答施設数 517施設).日鏡外会誌23:763-789, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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