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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻10号

2023年09月発行

文献概要

特集 ミミッカー症例からいかに学ぶか 各論:思い出のミミッカー症例

頭痛+発熱+意識障害=髄膜炎?

著者: 西村拓人1 柳秀高1

所属機関: 1東海大学医学部付属病院総合内科

ページ範囲:P.1652 - P.1655

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暫定診断が想起されるまで
症例 40代男性
病歴 特記すべき既往歴のない40代男性.入院8日前から頭痛・悪心・嘔吐が出現し近医を受診した.ウイルス性上気道炎の疑いとしてアセトアミノフェンが処方されたが,頭痛は改善せず次第に悪化してきた.入院当日に妻が話しかけても「はい」としか返答しなくなり,心配した妻が救急要請し当院へ搬送された.発熱,意識障害を認め精査加療目的に入院となった.

参考文献

1)Randeva HS, et al:Classical pituitary apoplexy;Clinical features, management and outcome. Clin Endocrinol(Oxf)51:181-188, 1999
2)van de Beek D, et al:Clinical features and prognostic factors in adults with bacterial meningitis.N Engl J Med 351:1849-1859, 2004
3)Brouwer MC, et al:Hyponatraemia in adults with community-acquired bacterial meningitis. QJM 100:37-40, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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