文献詳細
特集 ミミッカー症例からいかに学ぶか
各論:思い出のミミッカー症例
文献概要
暫定診断が想起されるまで
症例 40代男性
病歴 特記すべき既往歴のない40代男性.入院8日前から頭痛・悪心・嘔吐が出現し近医を受診した.ウイルス性上気道炎の疑いとしてアセトアミノフェンが処方されたが,頭痛は改善せず次第に悪化してきた.入院当日に妻が話しかけても「はい」としか返答しなくなり,心配した妻が救急要請し当院へ搬送された.発熱,意識障害を認め精査加療目的に入院となった.
症例 40代男性
病歴 特記すべき既往歴のない40代男性.入院8日前から頭痛・悪心・嘔吐が出現し近医を受診した.ウイルス性上気道炎の疑いとしてアセトアミノフェンが処方されたが,頭痛は改善せず次第に悪化してきた.入院当日に妻が話しかけても「はい」としか返答しなくなり,心配した妻が救急要請し当院へ搬送された.発熱,意識障害を認め精査加療目的に入院となった.
参考文献
1)Randeva HS, et al:Classical pituitary apoplexy;Clinical features, management and outcome. Clin Endocrinol(Oxf)51:181-188, 1999
2)van de Beek D, et al:Clinical features and prognostic factors in adults with bacterial meningitis.N Engl J Med 351:1849-1859, 2004
3)Brouwer MC, et al:Hyponatraemia in adults with community-acquired bacterial meningitis. QJM 100:37-40, 2007
掲載誌情報