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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻11号

2023年10月発行

文献概要

増大号特集 患者さんの質問にどう答えますか?—言葉の意味を読み解きハートに響く返答集 診療編 〈診察・検査〉

Question 28 超音波検査って何をみているのですか? CTとどう違うのですか?

著者: 亀田徹1

所属機関: 1済生会宇都宮病院超音波診断科

ページ範囲:P.1840 - P.1842

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ひとまず返答
 超音波検査は超音波という耳に聞こえない音波を用いて体中を観察する検査です.ジェルを介して探触子(プローブ)を体に当て,超音波を体内へ伝搬させ,体内のある部位で反射して,超音波が探触子に戻ってくるまでの時間を測定します.その時間をもとに反射体までの距離が求められ,そこから白黒の画像が作られます.一方,CTとはcomputed tomography(コンピューター断層撮影)の略で,身体の周りからX線を当て,体を通過したX線情報をコンピュータで解析することで断層画像(輪切りの画像)を得る検査です.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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