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文献概要
特集 内科医が遭遇する皮膚疾患フロントライン—「皮疹」は現場で起きている! 総論 皮膚科医に相談する「その前に」
たかがステロイド外用薬,されどステロイド外用薬—どう使い分け,どう使用する?
著者: 田口詩路麻1
所属機関: 1水戸協同病院皮膚科
ページ範囲:P.2027 - P.2030
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弊誌60巻12号(2023年11月号)に掲載した本論文は,同じ執筆者による株式会社羊土社発行の『レジデントノート』20巻9号(2018年9月号)「皮膚トラブルが病棟でまた起きた! 研修医がよく遭遇する困りごとトップ9から行うべき対応と治療,コンサルトのコツを身につける!」に掲載された下記論文と同じ内容であり,無断転載であったことが発行後に判明いたしました.
・田口詩路麻:研修医も知っておくべき! ステロイド外用薬.レジデントノート 20:1479-1487, 2018
https://store.isho.jp/search/detail/productId/1804896750
株式会社羊土社および関係者の皆様,そして読者の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます.今後はこのような事態を防止するために,弊社制作過程における確認作業を徹底してまいります.
(株式会社医学書院)
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皮膚科治療の最も大きな柱,それは外用薬である.本稿では,特に使用疾患が広く内科医でも処方可能なステロイド外用薬について,皮膚科医でなくとも知っておくべき基本的知識と注意点をまとめた.
ステロイド外用薬は優れた抗炎症作用をもち,アトピー性皮膚炎やかぶれなどの湿疹・皮膚炎群のみならず,虫刺されなどの小児が日常罹患する炎症性皮膚疾患の治療に広く用いられる.皮膚科医以外でも頻用する薬剤であるため,強さの分類(以下,ランク)や部位による使い分け,長期使用時に懸念される局所性副作用など,ステロイド外用薬特有の注意点を理解する必要がある.
弊誌60巻12号(2023年11月号)に掲載した本論文は,同じ執筆者による株式会社羊土社発行の『レジデントノート』20巻9号(2018年9月号)「皮膚トラブルが病棟でまた起きた! 研修医がよく遭遇する困りごとトップ9から行うべき対応と治療,コンサルトのコツを身につける!」に掲載された下記論文と同じ内容であり,無断転載であったことが発行後に判明いたしました.
・田口詩路麻:研修医も知っておくべき! ステロイド外用薬.レジデントノート 20:1479-1487, 2018
https://store.isho.jp/search/detail/productId/1804896750
株式会社羊土社および関係者の皆様,そして読者の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます.今後はこのような事態を防止するために,弊社制作過程における確認作業を徹底してまいります.
(株式会社医学書院)
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皮膚科治療の最も大きな柱,それは外用薬である.本稿では,特に使用疾患が広く内科医でも処方可能なステロイド外用薬について,皮膚科医でなくとも知っておくべき基本的知識と注意点をまとめた.
ステロイド外用薬は優れた抗炎症作用をもち,アトピー性皮膚炎やかぶれなどの湿疹・皮膚炎群のみならず,虫刺されなどの小児が日常罹患する炎症性皮膚疾患の治療に広く用いられる.皮膚科医以外でも頻用する薬剤であるため,強さの分類(以下,ランク)や部位による使い分け,長期使用時に懸念される局所性副作用など,ステロイド外用薬特有の注意点を理解する必要がある.
参考文献
1)日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021.日皮会誌131:2691-2777, 2021
2)Feldmann RJ, Maibach HI:Regional variation in percutaneous penetration of 14C cortisol in man. J Invest Dermatol 48:181-183, 1967
3)片山一朗(監),日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎ガイドライン専門部会:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2015,協和企画,2015
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