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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻12号

2023年11月発行

文献概要

特集 内科医が遭遇する皮膚疾患フロントライン—「皮疹」は現場で起きている! 実践ケーススタディ よく遭遇する皮膚の困りゴト

全身が痒い—場所を変えて出現する膨疹

著者: 水野隼登1

所属機関: 1広島大学大学院医系科学研究科皮膚科学

ページ範囲:P.2069 - P.2072

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症例情報 36歳女性.1カ月前から特に誘因なく,瘙痒を伴う地図状の浮腫性紅斑,膨疹が躯幹・四肢に出没するようになった.紅斑は一度出現すると2時間程度で跡形もなく消褪するが,場所を変えて出現する(図1).特定の食物摂取との関連は思い当たるものがない.

参考文献

1)清水 宏:あたらしい皮膚科学 第2版,中山書店,2011
2)日本皮膚科学会蕁麻疹診療ガイドライン改定委員会:蕁麻疹診療ガイドライン2018.日皮会誌128:2503-2624, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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