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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻12号

2023年11月発行

文献概要

特集 内科医が遭遇する皮膚疾患フロントライン—「皮疹」は現場で起きている! 各論 内科医が診る皮膚疾患:初期対応とコンサルテーション

強皮症—皮膚症状を手がかりに診断を進める

著者: 遠藤雪恵1

所属機関: 1群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学

ページ範囲:P.2101 - P.2104

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症例情報 45歳女性.初診の6年前にRaynaud現象と手指の皮膚の硬化を自覚した.かかりつけ医を受診し経過観察の方針だったが,半年前より顔面の皮膚の硬化と口の開きにくさを自覚した.その後急速に皮膚硬化が悪化したため,当科を紹介受診した(図1).

参考文献

1)茂木精一郎:臨床講義 全身性強皮症.皮膚臨床64:1211-1223, 2022
2)浅野善英,他:全身性強皮症 診断基準・重症度分類・診療ガイドライン.日皮会誌126:1831-1896, 2016
3)LeRoy EC, et al:Scleroderma(systemic sclerosis);Classification, subsets and pathogenesis. J Rheumatol 15:202-205, 1988
4)Yamane K, et al:Clinical and laboratory features of scleroderma patients with pulmonary hypertension. Rheumatology(Oxford)39:1269-1271, 2000
5)Motegi S, et al:Demographic and clinical features of systemic sclerosis patients with anti-RNA polymerase Ⅲ antibodies. J Dermatol 42:189-192, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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