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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻12号

2023年11月発行

文献概要

連載 知らないとヤバい! リウマチ・膠原病のアレやコレ・3

RA治療中のヤバい病態 その③「頸椎病変」

著者: 猪飼浩樹1

所属機関: 1中部ろうさい病院リウマチ膠原病・腎感染症内科

ページ範囲:P.2170 - P.2175

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 今回は,関節リウマチ(rhematoid arthritis:RA)の経過中に注意すべき病態である「頸椎病変」について解説していきたい.前回まではメトトレキサート(MTX)毒性や間質性肺疾患を扱ってきたが,今回は長い罹病期間のリウマチ患者,コントロールに難渋しているリウマチ患者でより生じる可能性のある「頸椎病変」を扱う.随所に記載している「mini point」を認識しておき,以下に示す症例のような経過をたどる前に,早期に病態を認識できるケースが少しでもあることを願っている.

参考文献

1)Nazarinia M, et al:Asymptomatic atlantoaxial subluxation in rheumatoid arthritis. Acta Med Iran 52:462-466, 2014
2)Suzuki A, et al:Neck pain and related factors in patients with rheumatoid arthritis. Mod Rheumatol 33:503-508, 2023
3)Zhang T, Pope J:Cervical spine involvement in rheumatoid arthritis over time:results from a meta-analysis. Arthritis Res Ther 17:148, 2015
, Waltham(2023年9月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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