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特集 慢性疾患診療のお悩みポイントまとめました—高血圧からヘルスメンテナンスまで 慢性腎不全
腎性貧血はなぜ治療しないといけないんですか? 薬の使い分けはありますか?
著者: 中村仁彦1 山下駿1
所属機関: 1佐賀大学医学部附属病院総合診療部
ページ範囲:P.371 - P.375
文献購入ページに移動◎腎性貧血は,慢性腎臓病(CKD)患者における重要な合併症の1つである.
◎心腎貧血症候群を防ぐために,腎性貧血を治療・管理する.
◎腎性貧血は,エリスロポエチン産生低下だけでなく鉄欠乏など複数の因子が関与する.
◎腎性貧血に対して目標Hb値を設定し,赤血球造血刺激因子製剤(ESA)の投与を開始する.
◎近年,経口薬である低酸素誘導因子-プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬が使用されるようになった.
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