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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻4号

2023年04月発行

文献概要

増刊号 探求!マイナーエマージェンシー Ⅹ.神経・環境・中毒のエマージェンシー

風邪薬をたくさん飲んでしまいました—薬物中毒でも早めの対応が必要なものも

著者: 安宅伸人1

所属機関: 1京都府立医科大学救急医療学教室

ページ範囲:P.256 - P.259

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POINT
●アセトアミノフェン中毒は,前臨床毒性期,肝障害期,肝不全期,回復期に分類される.
●初期対応は,ABCDの安定化を行い,その時点で対応が困難であれば早急に救急医などの手助けが必要となる.
●N-アセチルシステイン(NAC)の投与は経口投与と静脈投与があり,それぞれの利点と欠点がある.

参考文献

1)Heard KJ:Acetylcysteine for acetaminophen poisoning. N Engl J Med 359:285-292, 2008
2)Montrief T, et al:Acute liver failure;A review for emergency physicians. Am J Emerg Med 37:329-337, 2019
3)相馬一亥(監修),上條吉人(著):臨床中毒学.医学書院,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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