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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻4号

2023年04月発行

文献概要

増刊号 探求!マイナーエマージェンシー Ⅻ.マイナーエマージェンシーのエコー活用術

こんなところにも超音波②小さい外傷編—X線を撮る前に使えるとイイね!

著者: 小淵岳恒1

所属機関: 1福井大学医学部附属病院救急部・総合診療部

ページ範囲:P.309 - P.313

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POINT
●肋骨骨折は打撲にて生じることが多いが,高齢者では軽微な理由(くしゃみなど)でも生じるため,内科外来に「胸痛」で受診することもある.
●肋骨骨折の診断においてCT検査は最も有効であるが,基本的には臨床診断になることが多く,X線検査で見逃すことが多い.
●内科医(整形外科非専門医)であっても,胸部の痛いところにちょっとエコープローブを当てるだけでその場で診断が可能である.

参考文献

1)Rainer TH, et al:Comparison of thoracic ultrasound, clinical acumen, and radiography in patients with minor chest injury. J Trauma 56:1211-1213, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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