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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻5号

2023年04月発行

文献概要

特集 臨床医からみたPOCT

著者: 大杉泰弘1

所属機関: 1藤田医科大学連携地域医療学

ページ範囲:P.634 - P.635

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 2023年に入りAIチャットサービスの登場などシンギュラリティは間近に迫っていると感じさせるほどに,テクノロジーの進歩の急激さはますます大きくなってきている.医療分野においても同様に,AIなどをはじめとした次世代医療やさまざまなプロダクトが多く登場している.このような時代に私達はその医療プロダクトをさらに使いこなし,よりよいアウトカムにつなげていく必要がある.そのなかで,近年臨床の現場でも認知度が高まり,トレンドとなっているPOCT(point of care testing)に焦点を当てて特集を企画した.
 POCTは,「ベッドサイドあるいは患者の傍らでできる」という簡便性,現場で結果が出るという即時性という点で非常に有用である.その一方で,簡便であるがゆえに十分な吟味がなされないままオーダーされた結果,検査結果に振り回されたり,高コストになってしまった,などといった問題も生じている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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