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文献詳細

雑誌文献

medicina60巻5号

2023年04月発行

文献概要

特集 臨床医からみたPOCT 日常診療とPOCT 〈外来診療〉

喘息のある患者—スパイロメトリー,ピークフロー

著者: 久賀孝郎12

所属機関: 1半田ファミリークリニック 2藤田医科大学総合診療プログラム

ページ範囲:P.680 - P.685

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Point
◎呼吸器症状に対してスパイロメトリーによる評価は簡便かつ重要である.
◎ピークフローは喘息における自宅での評価のために有用なツールである.
◎ピークフローによる喘息評価は,初診時,長期管理の際のコントロールの評価,増悪時の重症度評価と各フェーズに応じて活用できる.
◎ピークフローに応じた自宅でのアクションプランを決めておくことで,悪化を防ぐ事ができる.

参考文献

1)日本呼吸器学会 肺生理専門委員会 呼吸機能検査ハンドブック作成委員会:呼吸機能検査ハンドブック,メディカルレビュー社,2021
2)National Heart, Lung, and Blood Institute, National Asthma Education and Prevention Program:Expert panel report 3(EPR3):Guidelines for the diagnosis and management of asthma. Full report 2007 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/default/files/media/docs/EPR_3_Asthma_Full_Report_2007.pdf(2022年12月閲覧)
3)日本小児アレルギー学会:小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020,協和企画,2020
4)日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会(監修):喘息予防・治療ガイドライン2021,協和企画,2021
5)浅本 仁,泉 孝英:気管支喘息へのアプローチ 国際的ガイドラインをも踏まえて 第4版,先端医学社,2022
 https://www.uptodate.com/contents/peak-expiratory-flow-monitoring-in-asthma(2022年12月閲覧)
7)日本呼吸器学会肺生理専門委員会:臨床呼吸機能検査 第8版,メディカルレビュー社,2016
8)Global Initiative for Asthma(GINA):Global Strategy for Asthma Management and Prevention, California, 2022 https://ginasthma.org/gina-reports/(2022年12月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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