文献詳細
特集 整形外科プライマリ・ケア—内科医が知りたい整形外科疾患のすべて
主訴別編
文献概要
「首が痛い,回らない,肩甲背部が痛い」という患者の訴えを聞いたときに見逃すと危険な徴候(危険信号:red frag)は,以下の通りである.
●発症年齢<20歳または>55歳
●がん,ステロイド治療,HIV感染の既往
●栄養不良
●体重減少
●広範囲に及ぶ神経症状
●発熱
上記事項を確認し,当てはまるようなら画像検査や採血を行い,必要に応じて医療機関に紹介することをためらってはいけない.
●発症年齢<20歳または>55歳
●がん,ステロイド治療,HIV感染の既往
●栄養不良
●体重減少
●広範囲に及ぶ神経症状
●発熱
上記事項を確認し,当てはまるようなら画像検査や採血を行い,必要に応じて医療機関に紹介することをためらってはいけない.
参考文献
1)野村和教,川上 守:疾患別痛みの治療の実践 寝違え 和歌山県立医科大学紀北分院整形外科での実践.ペインクリニック28:S533-S541, 2007
2)長井仁美:頸椎環軸関節偽痛風(Crowned dens syndrome・CDS)84例の検討.千葉医誌98:71-79, 2022
掲載誌情報