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書評
—笹原 潤,宮武 和馬 編—臨床整形超音波学 フリーアクセス
著者: 田中康仁1
所属機関: 1奈良県立医科大学・整形外科学
ページ範囲:P.1065 - P.1065
超音波画像構築技術の進歩やリニアプローブの開発により,整形外科診療にパラダイムシフトが起こり,今や超音波は日常診療に必須のものとなってきました.操作が簡単になり,誰でも手軽に目的とするものが描出できるようになったことで,裾野はますます広がっています.しかし,なかにはまだ,超音波の有用性を感じながら,ご自身で超音波プローブを触ったことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか.本書ではそのような方にもわかりやすいように第1章では「はじめの1歩—まずはのぞいてみよう」ということで,超音波画像の基本的なプローブの操作の仕方や描出方法など,全身の各部位について,誰でもわかるようにやさしく記載されています.
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