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特集 浮腫と脱水—Q&Aで学ぶジェネラリストのための体液量異常診療 体液量異常の診断
プライマリ・ケア医が知っておくべき心エコー所見
著者: 山下健太郎1
所属機関: 1名古屋医療センター循環器内科
ページ範囲:P.1230 - P.1234
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◎心エコーの情報量は膨大であり,心エコーを行う前に心雑音などの他の検査結果から心疾患を想定し,検査前確率を上げることは重要である.
◎どのような部位に左室壁運動異常があるのかは,疾患ごとに特徴がある.
◎弁膜疾患ごとに判定の視点が異なる.
◎心疾患と浮腫の関連は心エコーのみでは断定できず,総合的に鑑別を進めていくことが重要である.
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年7月31日まで公開)。
◎心エコーの情報量は膨大であり,心エコーを行う前に心雑音などの他の検査結果から心疾患を想定し,検査前確率を上げることは重要である.
◎どのような部位に左室壁運動異常があるのかは,疾患ごとに特徴がある.
◎弁膜疾患ごとに判定の視点が異なる.
◎心疾患と浮腫の関連は心エコーのみでは断定できず,総合的に鑑別を進めていくことが重要である.
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年7月31日まで公開)。
参考文献
1)日本循環器学会:2021年改訂版 循環器超音波検査の適応と判読ガイドライン. https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2021/03/JCS2021_Ohte.pdf(2023年4月閲覧)
2)Horstkotte D, Loogen F:The natural history of aortic valve stenosis. Eur Heart J 9(Suppl):57-64, 1988
3)Lancellotti P, et al: Outcomes of patients with asymptomatic aortic stenosis followed up in heart valve clinics. JAMA Cardiol 3:1060-1068, 2018
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