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文献詳細

雑誌文献

medicina61巻13号

2024年12月発行

特集 喘息・COPDと関連疾患の重要知識Up-to-date

喘息・COPD患者の指導

呼吸リハビリテーション指導の実際

著者: 黒澤一12

所属機関: 1東北大学環境・安全推進センター 2東北大学大学院医学系研究科産業医学分野

ページ範囲:P.2354 - P.2358

文献概要

Point
◎慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者では,薬物療法とともに運動を中核とする呼吸リハビリテーションが必要である.
◎口すぼめ呼吸をしながら,ストレッチングや運動療法を状態に合わせて行わせる.
◎身体活動性の向上と維持が重要であり,自然に生活習慣となるようにする.

参考文献

1)日本呼吸器学会COPDガイドライン第6版作成委員会(編):COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕.メディカルレビュー社,2022
2)日本呼吸ケア・リハビリテーション学会呼吸リハビリテーション委員会ワーキンググループ,他(編):呼吸リハビリテーションマニュアル—運動療法—第2版.照林社,2012
3)植木 純,他:呼吸リハビリテーションに関するステートメント.日呼吸ケアリハ会誌27:95-114, 2018
4)佐野裕子:健常人における口すぼめ呼吸の呼吸抵抗の変化と鼻咽頭閉鎖機構について.東北医誌117:83-85, 2005
5)黒澤 一:慢性呼吸器疾患患者での試み.臨スポーツ医26:1273-1276, 2009
6)黒澤 一:なぜ身体活動性なのか?日呼吸会誌4:4-7, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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