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特集 今どきの手技を見直し,医療処置でのトラブルを防ぐ—経験値ごとの気をつけるべき合併症や工夫 穿刺・ドレナージ関連
膿瘍穿刺—膿瘍は局所的とは限らない! 大局的な判断が必要なことも
著者: 大塚暢1
所属機関: 1今村総合病院救急・総合内科(ER)
ページ範囲:P.312 - P.317
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◎膿瘍は体表面にある場合は切開排膿で治癒するが,膿瘍の場所や全身状態によっては深刻な状態を意味することがある.
◎特に,穿刺して得られた情報と臨床像をいかに結びつけるかが大切になる.
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年2月28日まで公開)。
◎膿瘍は体表面にある場合は切開排膿で治癒するが,膿瘍の場所や全身状態によっては深刻な状態を意味することがある.
◎特に,穿刺して得られた情報と臨床像をいかに結びつけるかが大切になる.
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年2月28日まで公開)。
参考文献
1)Lim DR, et al:Surgery for intra-abdominal abscess due to intestinal perforation caused by toothpick ingestion;Two case reports. Medicine(Baltimore)98:e17032, 2019 PMID 31490392
2)Lumley J, et al:Hamilton Bailey's Physical Signs;Demonstrations of Physical Signs in Clinical Surgery, 17th Edition. CRC Press, Boca Raton, 2016
3)Amini R, et al:Point of care ultrasound in pyogenic tenosynovitis;A case report. Bull Emerg Trauma 8:41-46, 2020 PMID 32201701
4)Bryant K, et al:Hepatosplenic cat scratch disease treated with corticosteroids. Arch Dis Child 88:345-346, 2003 PMID 12651767
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