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文献詳細

雑誌文献

medicina61巻2号

2024年02月発行

文献概要

特集 今どきの手技を見直し,医療処置でのトラブルを防ぐ—経験値ごとの気をつけるべき合併症や工夫 小外科や治療

緊急の鎮痛・鎮静法—暴れて診察できない…まずは除痛でしょ!

著者: 仲里信彦1

所属機関: 1沖縄県立南部医療センター・こども医療センター総合内科

ページ範囲:P.365 - P.370

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Point
◎患者は,疾病や病変に伴う痛みだけではなく,特定の検査・治療に対しても痛みや不安を感じる.
◎鎮痛・鎮静法を使用した場合,有害な事象が一定の確率で起こりうるが,それを予測することで最小限にすることができる.

参考文献

1)丸山一男:痛みの考え方 しくみ・何を・どう効かす,南江堂,2014
2)急性腹症診療ガイドライン出版委員会(編):急性腹症診療ガイドライン2015,医学書院,2015
3)日本集中治療医学会 J-PADガイドライン作成委員会(編):日本版・集中治療における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン,総合医学社,2014
4)Godwin SA, et al:Clinical policy;Procedural sedation and analgesia in the emergency department. Ann Emerg Med 63:247-258, 2014 PMID 28395927
5)Deitch K:Systematic analgesia and sedation for procedures. Roberts JR:Roberts and Hedges' Clinical Procedures in Emergency Medicine and Acute Care, 7th ed, Elsevier, Amsterdam, pp594-619, 2019
6)Manterola C, et al:Analgesia in patients with acute abdominal pain. Cochrane Database Syst Rev 19:CD005660, 2011 PMID 21249672
7)乗井達守(編):処置時の鎮静・鎮痛ガイド.医学書院,2016
8)American Society of Anesthesiologists:Statement on ASA Physical Status Classification System. https://www.asahq.org/standards-and-practice-parameters/statement-on-asa-physical-status-classification-system(2023年11月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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