文献詳細
文献概要
増刊号 内科医のための臨床問題集
扉
著者: 長門直12
所属機関: 1嶋田病院内科 2嶋田病院救急科
ページ範囲:P.5 - P.5
文献購入ページに移動 医師は医師免許を取得することがゴールではなく,生涯教育によるupdateを常に求められる職業です.本邦も諸外国同様に高齢化が進行し,複数の疾患を抱えている患者も増加しており,検薬すると大量の薬剤を服用していることにしばしば遭遇します.ポリファーマシー対策の重要性も指摘されており,系統立った診療を行い,適切な薬剤を最小限投与することが必要な時代となっています.いわゆる“総合診療医”が求められる時代になったと言えるでしょう.
そのような状況にもかかわらず,内科領域においても専門志向が続いており,系統立った内科診療ができる医師が減ってきたと実感することが多くあります.日本内科学会もそのような状況に危機感を覚えて,新内科専門医制度を発足させ,内科研修期間の延長による内科全般の研修を必須としました.
そのような状況にもかかわらず,内科領域においても専門志向が続いており,系統立った内科診療ができる医師が減ってきたと実感することが多くあります.日本内科学会もそのような状況に危機感を覚えて,新内科専門医制度を発足させ,内科研修期間の延長による内科全般の研修を必須としました.
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