文献詳細
特集 睡眠にまつわる疑問にすべて答えます!—あなたの患者の睡眠中に何かが起きているかもしれない
睡眠に関する総論
慢性不眠症に対する睡眠薬以外の治療戦略—不眠の認知行動療法(CBTi)を中心に
著者: 谷口充孝1
所属機関: 1大阪回生病院睡眠医療センター
ページ範囲:P.846 - P.849
文献概要
◎睡眠薬による不眠の改善は一時的であり,慢性不眠の治療の第一選択は認知行動療法である.
◎慢性不眠には睡眠恒常性,体内時計,過覚醒の3つの要因が関与し,認知行動療法はこれらの要因に働きかける.
◎不眠の認知行動療法(CBTi)では,睡眠日誌を基に睡眠衛生(スリープヘルス)や臥床時間の制限などを行う.
参考文献
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