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特集 睡眠にまつわる疑問にすべて答えます!—あなたの患者の睡眠中に何かが起きているかもしれない 各科で見かける睡眠関連疾患
呼吸器疾患患者における睡眠について知っておくべきこと—慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息,Ⅱ型呼吸不全の睡眠時の診療アセスメント
著者: 山内基雄1
所属機関: 1奈良県立医科大学医学部看護学科臨床病態医学
ページ範囲:P.900 - P.903
文献購入ページに移動◎睡眠時と覚醒時における呼吸生理の理解は重要である.
◎呼吸器疾患では覚醒時と睡眠時とで呼吸動態が大きく変わることが多い.
◎特に慢性閉塞性肺疾患(COPD)では睡眠時における呼吸の評価が重要である.
◎気管支喘息の夜間症状が閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の症状と混同されることが多い.
◎呼吸不全,とりわけⅡ型呼吸不全では睡眠時の呼吸異常を伴うことが多い.
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