文献詳細
特集 この1冊でもう安心!—内科医が押さえておきたい「しびれ・ふるえ・めまい」の診かた
しびれの診かた
しびれの診断に必要な神経学的診察や検査法—腱反射,表在覚・深部覚の診かた/神経伝導速度検査,針筋電図などの検査法
著者: 石原健司1
所属機関: 1旭神経内科リハビリテーション病院神経内科
ページ範囲:P.1034 - P.1039
文献概要
◎感覚障害の評価では,障害の程度とともに,障害の範囲を正確に調べることが必要である.
◎腱反射の評価では,関節の動きよりも,筋の収縮の有無,程度を確認する.
◎画像検査は,感覚障害の分布,運動症状(筋力低下の分布,腱反射の強弱など)から病変部位を推定してオーダーする.
◎電気生理学的検査は,しびれを呈する疾患の診断に有用であるが,症候を踏まえたうえで結果を解釈する.
参考文献
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