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文献詳細

雑誌文献

medicina61巻7号

2024年06月発行

文献概要

特集 この1冊でもう安心!—内科医が押さえておきたい「しびれ・ふるえ・めまい」の診かた めまいの診かた

めまいの分類—末梢性めまいを中心に

著者: 陸雄一12

所属機関: 1愛知医科大学加齢医科学研究所 2名古屋大学神経内科

ページ範囲:P.1077 - P.1080

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Point
◎めまいには回転性めまい(vertigo)と浮動感(dizziness)とがある.どちらになるかは末梢性か中枢性かではなく,前庭感覚路の障害パターンによって決まる.
◎本稿では前庭や前庭神経の障害で起こるものを末梢性めまい,脳幹や小脳などの脳実質病変で起こるものを中枢性めまいと定義する.
◎薬剤,アルコール,加齢などさまざまな全身要因で起こるめまいを知っておく.

参考文献

1)Lee H, et al:Cerebellar infarction presenting isolated vertigo;Frequency and vascular topographical patterns. Neurology 67:1178-1173, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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