icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina61巻7号

2024年06月発行

文献概要

特集 この1冊でもう安心!—内科医が押さえておきたい「しびれ・ふるえ・めまい」の診かた めまいの診かた

中枢性めまいと末梢性めまいの鑑別—眼振所見の診かた,Romberg test/耳性と非耳性をどう鑑別する?

著者: 加藤優弥1 岩井克成1

所属機関: 1豊橋市民病院脳神経内科

ページ範囲:P.1086 - P.1092

文献購入ページに移動
Point
◎めまいの病巣ごとに誘発因子や随伴症状,眼振所見を押さえておき,症状から病巣の推定を行う.
◎Romberg testは脊髄後索障害の有無の評価に有用である.
◎前庭性のめまいが除外できたら,小脳失調やその他の脳神経障害について神経診察を行う.
◎良性発作性頭位めまい症(BPPV)や前庭神経炎,Ménière病などの代表的な疾患の特徴を押さえておく.

参考文献

1)中島 務,他:厚生省急性高度難聴調査研究班による突発性難聴の重症度基準による全国疫学調査結果の解析.Audiol Jpn 43:98-103, 2000
2)増井伸高:結局現場でどうする? Dr.増井の神経救急セミナー 第2版,日本医事新報社,2020
3)平山惠造:Romberg (ロンベルク)徴候.Brain Nerve 26:1061, 1974
・福武敏夫:神経症状の診かた・考えかた 第3版,医学書院,2023
・杉田陽一郎:レジデントのための神経診療,医学書院,2023
・平山惠造,他:カラーイラストで学ぶ神経症候学,文光堂,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら