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特集 この1冊でもう安心!—内科医が押さえておきたい「しびれ・ふるえ・めまい」の診かた しびれ,ふるえ,めまいなど多彩な神経症状を呈する疾患の診かた
Parkinson病のしびれ,ふるえ,めまい—その出現メカニズムと対応法は?
著者: 池中建介1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科神経内科学講座
ページ範囲:P.1121 - P.1124
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◎Parkinson病(PD)のしびれにおいては,高用量レボドパによるビタミンB6低下に伴う末梢神経障害の有無を考える必要がある.
◎PDのふるえで最も重要なものは,じっとしていて動作をしていないときに起こる静止時振戦である.
◎PD患者が「ふらつく」と表現する際に,起立性低血圧が起こっていないかを調べる必要がある.
◎Parkinson病(PD)のしびれにおいては,高用量レボドパによるビタミンB6低下に伴う末梢神経障害の有無を考える必要がある.
◎PDのふるえで最も重要なものは,じっとしていて動作をしていないときに起こる静止時振戦である.
◎PD患者が「ふらつく」と表現する際に,起立性低血圧が起こっていないかを調べる必要がある.
参考文献
1)Kimber T, Antonini A:Peripheral neuropathy and levodopa therapy in Parkinson disease;Novel insights. Eur J Neurol 23:435-436, 2016 PMID 26663039
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3)Paul DA, et al:Peripheral neuropathy in Parkinson's disease. Neurol Sci 41:2691-2701, 2020 PMID 32358706
4)Müller T, et al:Peripheral neuropathy in Parkinson's disease;Levodopa exposure and implications for duodenal delivery. Parkinsonism Relat Disord 19:501-507, 2013 PMID 23453891
5)Ikenaka K, et al:Decreased hepatic enzymes reflect the decreased vitamin B6 levels in Parkinson's disease patients. Pharmacol Res Perspect 12:e1174, 2024 PMID 38287715
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