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書評
—塩尻 俊明 監修/杉田 陽一郎 執筆—病態生理と神経解剖からアプローチする—レジデントのための神経診療
著者: 江原淳1
所属機関: 1東京ベイ・浦安市川医療センター総合内科
ページ範囲:P.1131 - P.1131
文献購入ページに移動 神経診療は難しく,苦手意識のある医師は多い.
なぜ難しく苦手と感じるのか.1つに,神経領域の幅広さがあると思う.解剖学的にも,脳,脊髄,末梢神経,神経筋接合部,筋などと多彩であり,病態的にも血管障害,感染症,自己免疫,変性など幅が広く,その組み合わせで膨大な疾患が存在する.誰しもその疾患数や領域の広さに圧倒され,特に神経内科を専門領域とする者以外にとってこれをすべて勉強しきることは無理だ,専門科に任せようという気持ちになるのもわからなくはない.
なぜ難しく苦手と感じるのか.1つに,神経領域の幅広さがあると思う.解剖学的にも,脳,脊髄,末梢神経,神経筋接合部,筋などと多彩であり,病態的にも血管障害,感染症,自己免疫,変性など幅が広く,その組み合わせで膨大な疾患が存在する.誰しもその疾患数や領域の広さに圧倒され,特に神経内科を専門領域とする者以外にとってこれをすべて勉強しきることは無理だ,専門科に任せようという気持ちになるのもわからなくはない.
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